テキスト宋の時代、人々は菜食を好んだ。肉料理は美味だが俗っぽく感じられ、菜食は清雅で上品とされた。中でも「肉もどき焼き」は名菜のひとつで、『山家清供』には、ユウガオとお麩を薄切りにしてそれぞれ調味し、お麩は油で、ユウガオは脂で炒め、さらにネギ油と酒を加えて共に炒めれば、見た目も味も肉と区別がつかないと記されている。