テキスト

洛口の黄魚、天下に如かず 石首魚については、すでに宋代の『太平御覧』に記録がある。他の魚と異なり、多くの別名を持ち、とくに「黄魚」とも呼ばれる。古人は、魚の頭部にある発達した耳石(じせき)をもって石首魚と黄魚を厳密に区別した。その味は格別で、宋代には「洛口の黄魚、天下に如かず」とうたわれた。洛河の河口で獲れる大石首魚の美味しさは、他のどの魚にも劣らないとされた