テキスト
方法一:肉を食す
朝起きたら必ず肉を食い、粥を二杯添えること。冷たい粥は絶対に食うな。食えば腹が雷のように鳴り、鍛錬が台無しになる。
方法二:骨を鍛える
毎日大槌を振り、卯の刻から辰の刻三刻まで続ける。最初は軽い物を重く扱い、やがて重い物を軽く振れるようになれば骨が鍛えられる。
方法三:休務
筋肉はこねた生地のようなもの。打ったあとは休ませるべし。七日に一度は休み、ヨモギ湯に浸かり、竹の吸い玉で淀んだ気を抜く。
方法四:立ち込み
大きな木の下で馬歩を取れ。百呼吸から始めて千呼吸まで増やす。脚が震え、汗が泉のように流れてこそ極意に近づく。
方法五:裸走り
鶏が鳴く頃、裸で野を走れ。猛虎が谷を越える勢い、飢えた狼が獲物に飛びかかる形をまねよ。ただし畑は踏むな。壊したら弁償だ。
方法六:筋を鍛える
冬は雪の上で上半身裸で拳を振り、夏は真昼に石を抱えて背を焼く。最初は針のような痛み、次は火のような熱。やがて丹田から熱が湧く。
方法七:気を養う
夕方、川辺に座り、水の流れに呼吸を合わせる。「気は湧泉に沈み、力は指先に通ず」と心で唱え、全身が落ち着くまで続けよ。
この七法に金は要らぬが、三つだけ必要だ。夜明け前に起きる狠さ、真夏に鍛える執念、真冬に耐える愚直さ。
この七法を守り抜けば三ヶ月で全身筋肉だらけ、力は耕牛に匹敵する。諸君、共に励め!